コリン性蕁麻疹日記:2日目
皆さんこんにちは!コリン性蕁麻疹日記2日目です。まさか2日間連続で書くとは思っていませんでしたがヤル気のあるうちにです!
今回は、そもそもコリン性蕁麻疹って何だろう?どんな症状がでるのか、対応について簡単に明記していきたいと思います。(最後まで読んでくださると嬉しいです)
1.コリン性蕁麻疹って何だろう?
コリン性蕁麻疹って聞くと某タレントを思い出す方もいらっしゃると思います。私も友人や先生に病気の説明をするときに、「コリン星」と勘違いされた経験があります。
さて、前置きはこのくらいにして、コリン性蕁麻疹の「コリン性」とは「アセチルコリン」という神経伝達物質のことです。アセチルコリンは体内の発汗をつかさどる成分なのですが、コリン性蕁麻疹の患者さんはアセチルコリンの刺激によって発症すると考えられています。
また、体内で「ヒスタミン」が大量に分泌されることによって強い痒みも引き起こされます。
しかしながら、コリン性蕁麻疹の詳しい発症メカニズムは分からないというのが現在の医学の見解らしいです。
2. どんな時に発症する?
コリン性蕁麻疹が発症するには、なんらかの刺激が必要になります。刺激の種類は本当に多様で、私の場合は熱(太陽光、運動、お風呂、暖房、知恵熱など)による刺激、精神的な緊張による刺激による発症が多いです。また、まれにですが寒いときに体が震えて体温を保とうとする「シバリング」の震えが刺激になって発症、友人と会話しているときに笑ったときの刺激で発症などがありました。特に、笑った刺激で発症は冬の間は悩まされました。
3. どんな症状がでるの?
コリン性蕁麻疹と他の蕁麻疹を見分けるうえで1番わかりやすいのが蕁麻疹の形状です。
[閲覧注意です]
コリン性蕁麻疹の形状は他の蕁麻疹に比べ丸く、数ミリの膨疹や紅斑がでるのが特徴です。腕などに大量にでますが、一つ一つが融合して地図状の蕁麻疹にならないのも特徴だと思います。
蕁麻疹が発症する前か発症している最中に、全身を針で刺されるような「チクチク」とした刺激と強い痒みが襲ってきます。この蕁麻疹の刺激を味わったことのない人には、大げさ過ぎって言われますが、本当に辛いです。(そしてしんどい)
私含め、コリン性蕁麻疹患者の中には、朝起きた瞬間に今日は蕁麻疹出そうだなって感じる方は少なからずいると考えています。また、蕁麻疹がでる前にずって頭皮がチクチクする方もいると思います。
症状の辛さを周りの人に理解してもらえない。それもコリン性蕁麻疹の怖い?(嫌な?)症状の1つだと考えています。
4. 症状がでたときの対策は?
筆者(就寝前:ザイザル5mg 2錠、朝・夕食後:ファモチジンD錠20mg 1錠、
夕食後:ロラタジン錠10mg 1錠 を服用しています。そのことを踏まえた上で
続きの記事を読んで頂ければと思います。)
皆さんが1番気になるところだと思います。私はコリン性蕁麻疹が出てきそうだと思ったら、まず大型の保冷剤(100均で購入)で首元と腕、胸元を冷やします。
たいてい、この段階でおさまることはありません。
次の段階として、蕁麻疹がうっすら出始めたときに、常に持ち歩いている冷えピタを腕の内側と首裏、胸元に貼ります。(計4枚)
この段階でおさまってくれることも少ないです。
また、次の段階として、叩くと冷える保冷剤を使います。ドラッグストアなどに1個100円ほどで売られているモノを使っています。前2段階と同じ箇所を冷やします。
この段階で止まってくれることが1番多いです。
しかしながら、これでも止まらない場合は現在は処方中の薬との組み合わせのため飲んでいませんが、市販のアレルギー薬(ムヒAD錠)を飲んでいました。即効性はありませんが、少しでも長引くことを抑えてくれることと、2度目の発症の予防をしてくれるだろうという勝手な考えです。
順番は私の対処の順ですが、間にトイレなどで冷水を当てるということをすることもあります。
いかんせん保冷剤や冷えピタなどは費用が掛かるので避けたい気持ちもありますが、耐えられそうにないときは背に腹は代えられません。
5. 終わりに
今回は簡単なコリン性蕁麻疹の説明を行いました。コリン性蕁麻疹患者さんの中には、少なからずAIGA(特発性後天性全身性無汗症)の方もいらっしゃると思うので一概にこの対処の仕方が正しいとは言えません。(私自身もAIGAの検査中です)
しかし、対処の方法に困っているという方は参考にしていただければと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございます!
「こんな対処の仕方があるよ。」や「こんな時に発症したことがある。」のような体験談や意見があれば喜んで見させていただきますので是非コメントに一言ください!
同じような症状で苦しんでいる方に出会えるというのは、「私だけじゃなかったんだ」と意外に安心できることだと思います。
少しでも皆さんの症状が良くなることを願って、今回の日記を終了させていただきます。
コリン性蕁麻疹日記:1日目
初めまして皆さん、かめです!
主に、コリン性蕁麻疹のことについて書いていくブログになると思います(現段階では)。初めてのブログなので文章構成も汚いし、面白くないと思いますが最後まで見てくださると嬉しいです😊
今回は記念すべき1日目として、私がコリン性蕁麻疹を初めて発症した日のことを書きたいと思います。
私が発症したのは、2020年の1月3日です。厚めのコートを着ていたので、とても寒かった事を覚えています。この日は家族と買い物に出かけていて、昼食を食べに近くのファミレスに行きました。
私は陽の当たる窓際の席に座りました。ファミレスの中は暖房が効いていたのですが、寒かったのでコートを着たまま昼食を食べました。
私は早く食べ終わり、家族が食べ終わるのを待っていました。すると、急に身体の内側と頭皮にチクチクと刺される様な痛みと激しい痒みがきました。私は元々アレルギー体質だったので、直ぐにアレルギーだと感じてコートを脱ぎ、トイレに腕や首元を冷やしに行きました。この時は発疹もなく謎の痒みと痛みだけでした。トイレで冷水で冷やした後、治ったので何事もなかったように買い物の続きに行きました。
ショッピングセンターに入ると大勢の人だかりに、暖房がついていて、体温が一気に上がっていくのを感じました。そうすると、また全身にチクチクとした痛みと痒みが襲ってきました。急いで私はトイレに向かいました。しかし、今度は手の甲や腕、首、体幹に数ミリの発疹が大量に出てきていました。
この時は意外に冷静で、また冷やせば大丈夫と安易に思っていました。しばらく冷やすと治ったため、私は薬局にアレルギーの薬を買いに向かいました。ですが、人だかりに圧迫されて体温が徐々に上がっていくのを感じだした瞬間にまた全身に蕁麻疹が出てきました。この時には、只事じゃないと思って焦り出しました。ですが、焦れば焦るほど痒みと痛みが増していた様に感じます。
ようやく薬局について、ムヒAD錠と言う薬を買って、その場で飲みました。薬を飲んで数分で蕁麻疹が治まり、その日はお風呂の時以外出てきませんでした。
家に帰ったあと、Googleで『体温上がる 蕁麻疹』や『全身 チクチク 蕁麻疹』などで片っ端から調べました。
出てきたものとしては、「温熱性蕁麻疹」と冬だったため「寒冷蕁麻疹」が結果としては多かったのですが、症状の写真を見ると蕁麻疹の形状が明らかに異なりました。そのため、一度だけ名前が出てきていた「コリン性蕁麻疹」を調べてみました。症状の写真を見ると、数ミリの発疹があり、読み進めると、全身にチクチクとした痛みと痒みとありました。
私が最初に見た記事では、コリン性蕁麻疹は治らないようなことが書かれていて、絶望感に襲われた記憶があります。後日、皮膚科に行くのですがそれはまた次の日記で。
ひたすら、ダラダラと書いてあるブログを最後まで読んでくださりありがとうございます!
本当に最初は絶望感が強かったですね。AIGAの検査をしている今でも絶望感は強いですが、薬と自分の精神(感情)を一定に保つことで少しですが、コントロール出来ています。以外と感情を一定に保つのは効果があるように感じます。(今度、これについても書きたいです)
コリン性蕁麻疹のせいで人生辛いと日々感じている方も多いと思います(私もその内の1人です)。しかしながら、少しでも良くなる方法や治療はあるはずです。希望を常に持てとは言いませんが、同じような境遇の方と繋がることで、ほんの少しでもブログを読んでいる方の不安や絶望を減らしていけたらと考えています。
最後まで長くなってしまい、すみません。お互い励まし合いましょう、貴方が良くなることを願っています。また、次のブログで会いましょう。